プリント&カットとは、プリンターで印刷した画像やデザインの位置に合わせて輪郭カットをおこなうことができる機能です。さまざまな素材にデザインを印刷してから、Silhouetteカッティングマシンを使用して正確にカットすることができます。
プリント&カットデザインはSilhouette Design Storeからダウンロードすることができますが、自分で作成したデザインや、インポートした画像にカットラインを割り当てて作成することもできます。
トンボとは、印刷したデザインの位置に合わせてカットを行うための位置合わせマークです。プリント&カットをおこなう場合、トンボをカットデータ上に配置してください。
トンボ付きのデータがカッティングマシンに送信されると、カット動作の前にトンボをスキャンします。カットデータ上に配置されたトンボとデザインの位置関係を認識することで、印刷位置に合わせてカットを行うことができます。
メディアの印刷は、トンボの配置後に行ってください。
トンボを配置した後はデザインの位置を移動しないでください。印刷した画像とカットの位置がずれてしまいます。
- ページ設定パネルで用紙サイズを設定します。
- トンボタブをクリックし、トンボ(位置合わせマーク)設定を行います。
- トンボの[On](左側)にチェックを入れると、トンボがワークスペースに表示されます。
同時に、カット可能範囲(赤い枠)がトンボの位置に合わせて移動します。この赤い枠の外にあるデザインはカットされません。トンボの周りに表示される格子のエリアにデザインを配置しないでください。トンボの読み取りでエラーが起こったり、カット位置がずれてしまう場合があります。
- デザインに少し余分なスペースが必要な場合や素材を節約したい場合は、トンボの長さや太さ、用紙からの距離を調整することができます。
トンボが小さすぎたり、用紙の端に近づけすぎると、カット位置がずれたりトンボ読み取りエラー発生の原因になりますのでご注意ください。
- [高度な設定オプション]を使用すれば、トンボそれぞれの位置を調整することもできます。
- [初期設定に戻す]をクリックすると、トンボの設定をデフォルトに戻すことができます。
- トンボの配置と調整が終了したら、プリンターでデザインを印刷します。
メディアの印刷後にデザインを変更すると、正しい位置やサイズでカットされなくなってしまいます。
メディアの印刷後にトンボを変更すると 、カット位置がずれたり、トンボ読み取りエラーが発生する原因になります。 - 印刷したメディアをカッティングマシンにセットします。
メディアは画面に表示される矢印の向きに従ってセットします。
矢印はマシンにセットされるカッティング用台紙の向きを示します。 - 送信パネルでメディア種類やカット条件を設定し、テストカットをおこないます。
- 適切なカット条件が指定できたら、[送信]ボタンをクリックします。
- カッティングマシンがカットデータを受信すると3点のトンボをセンサーがスキャンし、読み取り後にカットがおこなわれます。
- 印刷位置に合わせてカットされました。
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