カットをおこなう上で最も大事な設定は、カッターの刃出し量の調整です。
刃出し量が適切に調整されていないと、カッターの刃先が折れてしまったり、カッティングマットを傷つけてしまったりする場合があります。
また、期待したカット結果が得られず、メディアを無駄にしてしまうこともあります。
カッター刃を取り扱う際は、手などを切らぬよう十分にご注意ください。
刃出し量の目安
カットするメディアの厚さより若干多く刃が出るように調整してください。
カッティングフィルムをカットする場合は、フィルムより多く、台紙を貫通しない程度に刃を出してください。
刃出し量の調整方法
オートブレードは簡単に刃出し量を調整することができるカッターブレードです。
カッターの刃出し量をSilhouette Studioで設定すると、カッティングマシンが設定した数値に自動的に変更してくれます。
- Silhouette Studioを起動し、送信パネルを開きます。
- メディアタイプを選択します。
- マシンにツールをセットするとツール種類が検知され、アクションとツールが自動的に指定されます。
- 選択したメディアにプリセットされたカット条件が表示されます。
- カッターの刃出し量を設定します。
ダイヤル両側の← →ボタンをクリックするか、 ダイヤルを左右にドラッグして刃出し量の数値を変更することができます。 - テストカットまたはカットデータを送信すると、刃出し量が設定した値に自動的に変更されます。
シルエット研究室では、これまでカットしてみた素材やカット条件などをご紹介しています。
是非参考にしてみてください。
シルエット研究室 | シルエットジャパン (silhouettejapan.info)
実際にお使いになる素材とは厚さや硬さなどが異なる場合があるため、ご紹介したカット条件でカットできない場合があります。
あくまでも目安としてお使いください。
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