オートブレードの刃出し量調整

カットをおこなう上で最も大事な設定は、カッターの刃出し量の調整です。
刃出し量が適切に調整されていないと、カッターの刃先が折れてしまったり、カッティングマットを傷つけてしまったりする場合があります。
また、期待したカット結果が得られず、メディアを無駄にしてしまうこともあります。
カッター刃の寿命を縮めてしまわないよう、カットの前には必ず刃出し量の調整をおこなってください。

カッター刃を取り扱う際は、手などを切らぬよう十分にご注意ください。

刃出し量の目安

カットするメディアの厚さより若干多く刃が出るように調整してください。
カッティングフィルムをカットする場合は、フィルムより多く、台紙を貫通しない程度に刃を出してください。
また刃出し量を設定したらテストカットを行い、結果に応じて刃出し量を微調整してください。

<例>
0.1mm厚の素材をカットする場合:刃出し量2~3
0.3mm厚の素材をカットする場合:刃出し量4~5

刃出し量の調整方法

オートブレードは簡単に刃出し量を調整することができるカッターブレードです。
カッターの刃出し量をSilhouette Studioで設定すると、カッティングマシンが設定した数値に自動的に変更してくれます。

  1. Silhouette Studioを起動し、送信パネルを開きます。
  2. メディアタイプを選択します。
  3. マシンにツールをセットするとツール種類が検知され、アクションとツールが自動的に指定されます。
  4. 選択したメディアにプリセットされたカット条件が表示されます。
  5. カッターの刃出し量を設定します。
    ←→ ボタンをクリックするか、黒のダイヤルを左右にドラッグして刃出し量の数値を変更することができます。



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