オートシートフィーダーとカッティングマシンを接続する前に、カッティングマシン単体でテストカットを行って下さい。
ハーフカットの場合
ハーフカットとは、剥離紙の付いているメディアの剥離紙をカットせず、上部のメディアのみカットする方法です。
- カッティングマシンに直接メディアをセットします。
- Silhouette Studioの送信タブを開き、カット条件を設定します。
- 「テスト形状を生成」ボタンをクリックすると、テストカット用のデザインが表示されます。
- 「テストを送信」ボタンをクリックします。
- テストカットが終了したらメディアを取り出します。
テストカットは正方形と三角形のテストパターンがカットされます。正しくカット出来ている場合、上のメディアのみ三角形・正方形のカットが行われます。剥離紙はカットされません。必要に応じてカット条件を調整し、最適な結果になるまでテストカットを繰り返してください。
ポップアウトカットの場合
ポップアウトカット機能は、カットラインの一部をミシン目カットすることで、剥離紙がついていない紙などの素材もカッティング用台紙に貼りつけずにカットすることができるものです。
- カッティングマシンに直接メディアをセットします。
- Silhouette Studioの送信タブを開きます。
- メディアタイプでいずれかのメディアを選択し、「さらに」をクリックします。
- メディアリスト右下の「+」をクリックします。
- リストに「新しいマテリアル」が追加されたら任意の名前に変更します。
名前が変更できない場合は「新しいマテリアル」をダブルクリックすると編集可能になります。 - 素材の種類をプルダウンリストから選択します。
- 使用しているマシンを選択します。
- 「+」をクリックし、「ポップアウトカットアクションを追加」をクリックします。
- カット条件を設定します。
カット圧
カットの強さを指定します。厚い素材や硬い素材の場合はカット圧を強くします。
速度
カット速度を指定します。複雑なデザインや細かいデザイン、カットサイズが小さい場合はできるだけ遅く設定します。
パス
カット回数を指定します。一度で切れない素材をカットする場合はカット回数を増やします。
加速度
カット時の加速度を指定します。複雑なデザインや細かいデザイン、カットサイズが小さい場合はできるだけ小さな値で設定します。
カット長さ
素材を切り抜くラインの長さを指定します。破線の切れている部分になります。
スコア圧
ミシン目の切り残しのカット圧を設定します。後で切り残した部分が切り離しやすくなるように、薄くカットします。
スコアの長さ
ミシン目の切り残し部分の長さを指定します。短すぎるとカット中に素材が外れてしまいますが、長すぎると後で切り離す時にバリが出やすくなります。素材に応じて適切な長さを設定してください。
刃出し量
カッター刃が出ている長さを指定します。素材の厚さより若干多めになるように刃出し量を設定します。
インクジェット用フォトペーパー(0.22mm)の場合、刃出し量:3 / カット圧:15 / パス:1 / 速度:3 / 加速度:3 / カット長さ:20 / スコア圧:10 / スコアの長さ:2.00が推奨値です。
刃出し量やスコア圧などを調整しながらお使いください。
また、1度作成したカット条件から変更する場合は、「保存」を押すと上書き保存されます。 - 設定を完了したら「保存」をクリックし、右上の「X」ボタンをクリックして送信タブへ戻ります。
ポップアウトカット用に保存したカット条件を、メディアタイプのリストで選択します。 - 「テスト形状を生成」ボタンをクリックします。
- 「テストを送信」ボタンをクリックします。
- テストカットが終了したらメディアを取り出します。
ポップアウトカットの場合は長方形のテストパターンがカットされます。正しくカット出来ている場合、長方形がミシン目カットされます。必要に応じてカット条件を調整し、最適な結果になるまでテストカットを繰り返してください。
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